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【突然の”ギックリ腰”早期回復のために覚えておきたい5箇条】

【突然のギックリ腰】早期回復のために覚えておきたい5箇条 | lead

【突然のギックリ腰】早期回復のために覚えておきたい5箇条

「朝起きて前に屈んだ瞬間、腰に激痛が走った…」

「くしゃみをしたら、そのまま動けなくなってしまった…」

そんな突然起こる強い腰痛、いわゆる「ギックリ腰」

当サロンでも、特に季節の変わり目や夏場になると、ギックリ腰でご相談いただく方が増えてきます。

今回は、これまで多くの腰痛をみてきた経験も踏まえながら、万が一ギックリ腰になってしまったとき、早期回復のために意識していただきたい5つのポイントをお伝えします。

そもそもギックリ腰とは?

ギックリ腰とは一般的な呼び方で、医学的には「急性腰痛」と呼ばれます。

原因は一つではなく、
  • 椎間板性
  • 仙腸関節性
  • 筋肉、筋膜性
  • 腰椎周辺の関節や靱帯
など、さまざまな組織が関係して起こります。

咳やくしゃみ、靴下を履く、顔を洗おうと前に屈むなど、ほんの些細な動作で突然激痛が走ることから、海外では「魔女の一撃」とも呼ばれています。

ただ、私自身がこれまでギックリ腰の方をみてきた中で強く感じるのは、その一回の動作だけが原因ではないということです。

長時間の同じ姿勢、睡眠不足、運動不足、身体の冷え、水分不足、食生活の乱れなど。

こうした日々の負担が積み重なり、筋肉の緊張や血流低下、疲労が抜けにくい状態になったところへ、最後の一押しとして「前に屈む」「くしゃみをする」といった動作が加わって発症するケースが非常に多い印象です。

つまり、ギックリ腰は突然起こったように見えて、身体からすると突然ではない場合も多いのです。

ギックリ腰になったときの早期回復5箇条

発症直後は一番楽な姿勢で安静に

発症直後の強い痛みがある状態で、

「動いた方がいいから!」

と無理矢理身体を伸ばしたり、ストレッチをするのはおすすめしません。

まずは横向きで膝を曲げる、仰向けで膝の下にクッションを入れるなど、最も痛みの少ない姿勢で休みましょう。

ただし、何日間もずっと寝たままでいる必要はありません。

個人差はありますが、翌日〜2日目以降は、痛みが許す範囲で立つ・歩くなど、少しずつ日常生活へ戻していくことも大切です。

必要以上の安静は、逆に腰痛を長引かせてしまう可能性があります。

こまめな水分補給を心がける

私がギックリ腰の方に必ず確認することの一つが、水分摂取量です。

特に夏場は汗をかいているにもかかわらず、水分補給が追いついていない方が少なくありません。

脱水傾向になると血液循環が低下し、筋肉も硬くなりやすくなります。

身体に溜まった代謝産物を循環させ、回復しやすい身体環境をつくるためにも、一度に大量ではなく、少量ずつこまめな水分補給を意識してください。

発症直後は患部のアイシングを

発症直後で、

  • ズキズキする
  • 熱っぽい
  • 何もしなくても強く痛む

といった状態では、当サロンではまず患部を冷やすことをおすすめするケースが多くあります。

目安としては、氷嚢やビニール袋に氷を詰めて、15〜20分程度。

必要に応じて1〜2時間程度間隔を空けながら行います。

反対に、発症直後から長時間お風呂に浸かったり、サウナで身体を一気に温めたりすると、痛みが強くなる方もいます。

ただし、すべての腰痛にアイシングが適しているわけではありません。冷やして痛みが強くなる場合は無理に続けず、身体の反応をみながら行いましょう。

なるべく消化に良い食事を

これは私自身、腰だけを診るのではなく身体全体の状態をみる上で重要視しているポイントです。

ギックリ腰になる方の中には、忙しさや睡眠不足に加えて、

  • 暴飲暴食
  • 脂っこい食事
  • アルコール
  • 不規則な食生活

などが重なっている方も少なくありません。

ギックリ腰を「腰だけの問題」と考えず、身体全体が疲労しているサインとして捉えることも大切です。

発症後数日は、揚げ物や大量のアルコールなど内臓への負担が大きいものは控え、

ご飯、お味噌汁、魚、豆腐、卵、温野菜

など、消化しやすく栄養を摂れる食事を意識してみましょう。

ふくらはぎとお腹を早めにケアする

これまでギックリ腰の方を多くみてきた経験上、私が特に注目しているのが、

「ふくらはぎ」と「お腹周り」

です。

もちろん原因は一人ひとり違いますが、ギックリ腰の方では、ふくらはぎやアキレス腱周辺が非常に硬くなっていたり、お腹の奥にある大腰筋周辺の緊張が強くなっているケースをよく経験します。

痛みが少し落ち着いてきたら、壁に手をつき、腰に負担をかけない範囲で軽くアキレス腱を伸ばしてみましょう。

また、横になった状態や座った状態で、おへそから3〜4横指ほど外側のお腹を、呼吸に合わせて優しくマッサージするのも一つです。

ポイントは「強く押すこと」ではなく、痛みが出ない範囲で緊張をゆるめること。無理なストレッチや強いマッサージは逆効果になる場合があるため注意してください。

夏は特にギックリ腰に要注意!

実は夏も、ギックリ腰が増えやすい時期です。

冷房による身体の冷え、屋外との激しい温度差、冷たい飲み物や食べ物の摂り過ぎ、寝苦しさによる睡眠不足、知識としてそして発汗による脱水。

こうした小さな負担が積み重なることで、気づかないうちに身体のコンディションが低下していきます。

ギックリ腰は「突然起こるもの」と思われがちですが、日頃の身体の状態を見直すことで予防できる部分もたくさんあります。

水分を摂る。
身体を冷やしすぎない。
しっかり眠る。
適度に身体を動かす。
疲れを溜め込まない。

当たり前のことだからこそ、毎日の積み重ねが大切です。

「最近なんとなく腰が重い」

「身体が硬くなっている気がする」

そんな小さなサインを見逃さず、ギックリ腰になる前から身体を整えていきましょう。

※脚に力が入らない、広範囲の強いしびれ、排尿・排便障害、発熱、転倒後の激しい腰痛などがある場合は、通常のギックリ腰とは異なる可能性があります。早めに医療機関を受診してください。

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この記事を書いた人

大野 稔のアバター 大野 稔 コンディショニングサロンーleadー

・柔道整復師(国家資格)
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・ファンクショナルカッピングメソッド®認定セラピスト
・日本距骨調整協会「距骨ライセンス」取得
・スポーツ医学検定1級
・高校野球、中学硬式野球外部トレーナー
・プロ野球選手、Jリーガーなどアスリートの施術も対応

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