インフルエンザ流行の今こそ「免疫力」を見直すタイミング

こんにちは、コンディショニングサロンーleadーの大野です。現在、当サロンでもインフルエンザ感染のご連絡が増えています。季節の変わり目は体調を崩しやすく、ウイルスも活発になる時期。だからこそ「免疫力」をどう維持し、どう高めていくかが重要です。

情報が多い現代では何から取り組むべきか迷いやすいものです。本記事では、身体の仕組みに基づいた「免疫を底上げする３つの視点」をわかりやすくまとめました。

① 免疫力を高める第一歩は「体温を上げる」こと

人の免疫機能は体温が1℃下がるだけで約30％低下すると言われています。逆に深部体温が高いほど免疫細胞が働きやすく、ウイルスへの抵抗力も高まります。

体温低下の主な原因は、筋肉量の低下、ストレス過多、冷たい飲食物の摂りすぎなど。筋肉は「熱を生み出す組織」であり、日常的に身体を動かすことは体温の維持に直結します。

スクワット、肩甲骨エクササイズ、軽いウォーキングなど、短時間でも続けられる運動がおすすめです。サロンでは身体の土台づくりと合わせて、体温を高める運動指導も行っています。

② 免疫細胞の70％は腸に？「腸は最大の免疫器官」

実は免疫細胞の約70％は腸に存在すると言われています。腸は食べ物を消化するだけでなく、外敵を見分けて身体を守るための免疫システムが集中している場所です。

腸内環境が乱れると、風邪をひきやすい、疲れやすい、肌荒れが続く、アレルギー症状が出やすいなど、免疫力全体が落ちやすくなります。

発酵食品（味噌、納豆、ヨーグルト）、食物繊維（野菜・果物・海藻・きのこ）、こまめな水分補給で腸を整えましょう。サロンの「インナーケアプログラム」でも腸のコンディションづくりをサポートしています。

③ 運動 × 脳 × 腸はつながっている

最近の研究では、運動が脳を介して腸の働きを整えることが明らかになっています。運動により自律神経の調整が高まり、血流が改善し、腸の動きが活発になります。

一方、運動不足が続くと自律神経が乱れ、腸の働きが低下し、便秘・冷え・疲労感などが起こりやすくなります。その結果、免疫力も低下し、ウイルスに負けやすくなってしまいます。

今の時期だからこそ「運動が免疫の根っこを支えている」ことを知っておいてください。

まとめ：免疫は“積み重ね”でしか強くならない

インフルエンザが流行する今こそ、身体の状態を見直す絶好のタイミングです。

• 体温を上げる
• 腸を整える
• 運動で脳と自律神経を整える

この３つが揃うことで免疫は安定します。leadでは施術を「スタート」と捉え、お客様自身がセルフコントロールできる身体づくりをサポートしています。

体調を崩しやすい季節ですが、一緒に予防できる身体を作っていきましょう。ご相談もお気軽にどうぞ。